亡くなったペットは一体どこへ行くのだろうか?
ペットロスになってからというもの、このように考えたことはありませんか?
ペットが寂しがっていないか心配で仕方がないという人も多いと思います。
実は、ペットが死後も何らかの形で存在し続けると考える派には、
ある決まった心理的な、思想の共通点があるんです。
この共通点が分かれば、亡くなったペットがどうしているのか、どう考えることが正しいのか、心配や不安が少しは軽減するのですが、これを知らずに悩んでいる人も多いです。
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そこで今回は『亡くなったペットはどこへ?死後どうしているか考える派の心理3選』ということについて解説していきます。
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この記事を読むことで
1、ペットの死後について考える派の心理がわかり
2、死生観の考え方についてもわかるので是非最後までみていってください。
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まず初めに、死後については、考える派と考えない派の意見が存在しており、
考える派の心理には、どの心理分類においても、その物語は異なるものの「死は終わりではない」という考えが一致し共通していると言えます。
考えない派というのは、「要するに死とは無であり、死につてあれこれ考えることは生産的ではない、意味のないことだと考えます。
あるいは、「死の世界は不可知であり、科学的根拠によって証明できない物事にこだわっても仕方がない」という点で考えない派という考えがあるのです。
東京大学名誉教授である養老先生は、死についてこのように述べています。
自分が死ぬことを考えたってしょうがない。毎日寝て意識がなくなってますけど、あのままが死んだようなものです。自分の死は自分では確かめられません。俺死んだなと思ったら、生きてるということですから。
確かめようがないことを考えてみてもしょうがないことでしょう。
また、養老先生は死について、「見知らぬ誰か」の死は「三人称の死」で、「近しい人の死」が「二人称の死」、「自分の死」が「一人称の死」。「一人称の死」について自分で実感を味わうことは無く、最も心に影響を与えるのは「二人称の死」だと、述べられています。
さて、皆さんは「ヤゴとトンボ」というお話をご存知でしょうか?
※ヤゴ:トンボの幼虫
ある深い池にヤゴが住んでいた。彼らは不思議に思っていた。
百合の枝をつたって水面にのぼっていった友だちは、なぜ誰も帰ってこないのだろう。
そこで彼らは相談した。
「次に誰かが水面に上がったら、必ず戻ってきて、何が起こったのかを話してくれ。約束だよ」
すぐに、仲間の一人が強い力を感じた。
彼は百合の葉にたどり着き、そこで美しい羽のトンボに変身した。
そのことを伝えようと、彼は池の水面を飛び回った。
けれど、ヤゴたちは誰一人として、その美しい生き物がかつての仲間の一人だとは気づかないのだった。
私たちの考える死とは、養老先生がいう二人称の死であり、
ペットに死なれてしまったとき、どうしても死後の世界について考えてしまうことがあると思います。
元々、どんなに論理的で、科学や事実に基づいた考えを持つ人であっても、
二人称の死を目の前にした時は、考えても仕方がないと思いながらも、死生観について考える瞬間があるのかもしれません。
この「ヤゴとトンボ」というお話は、深い悲しみや絶望からほんの少し逃れることができます。
例えば、ヤゴは生きている私たちで、トンボは亡くなっていった大切な存在だったとします。
私たちが亡くなってしまった大切な存在がどうしているのかわからないのは、ヤゴと同様に、美しい姿に変身したトンボが何なのか気がつくことができないからです。
死後の世界について考えることは、意味のないことかもしれません。
一方で、科学的根拠がなくとも、考えることで心が少しでも救われるのであれば、
論理的に根拠を求め続けることにこだわらずに、自分なりの考えや思想を持つことは間違いではありません。
それでは具体的に
『亡くなったペットは、死後どうしているか考える派の心理にはどのような分類があるのだろう?』という疑問が湧きますよね?
ですから、今回は『亡くなったペットはどこへ?死後どうしているか考える派の心理』
を3つ紹介していきます。
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それでは早速本題に入っていきます。
亡くなったペットはどこへ?死後どうしているか考える派の心理3選
目次
1、肉体は滅びても魂は存在し続ける
例えれば、車が肉体であり、魂が運転手という考え方です。
車が壊れても、魂が存在していれば、また別の車に乗り換えることができるといった考え方です。
東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長であり、
医学部救急医学分野教授の矢作医師は、肉体は滅びても魂は存在し続けるということについて、このように述べています。
現代医療には「エビデンス・ベースド・メディスン(EBM)」、つまり「証拠に基づく医療」という考え方がベースにあります。私たち医師もEBMを踏まえて患者さんの治療に当たるのですが、実は救急外来の現場では患者さんの疾患や障害の原因がどうしても解明できない、ということがしばしば起こります。
例えば、医学的に見て助かりそうな人が突然亡くなり、死にそうな人が奇跡的に回復し、肉体的には死んでいるはずなのに何日も生き続けている人がいる……。
こうした事例を数多く見るにつけ、私は次第に、人間の生死には我々の理解を超えた「何か」が働いているのではないかと考えざるを得なくなったのです。
その結果、私は「寿命が来れば肉体は朽ち果てるが、霊魂は生き続ける。その意味で、「人は死なない」という考えに至りました。
つまり、人間というのは肉体とエネルギー体、いわゆる「霊魂」に分かれているとしか思えなくなったのです。
私はこれまで入院中の患者から臨死体験を告白されたことが何度かあります。また、臨死体験をした人の話を詳しく聞いたこともあります。それを聞いた時、まさに人には霊魂が存在するという私の考えの裏付けになるものだと確信しました。
少し長い引用となりましたが、このように、たくさんの命と向き合ってきた医師が体験した不可思議な現象は実際にいくつも存在し、
魂と肉体は別々であり、肉体が例え滅びようとも魂は永遠に生き続けるのではないかという考え方ができると思います。
2、自然の世界で形を変えて存在し続ける
自然の世界へ戻っていき、形を変えて存在し続けるという考えです。
土葬であっても、火葬であっても、肉体を構成していたものは
分子レベルでは変化するとしても、原子レベルでは変化しない、それらは空気中に広がったり、水や土の中に溶け込んで、やがては他の生物の身体の一部となっていきます。
この地球や宇宙からなくなるわけではないという考え方です。
「生き物は死を迎えると土にかえる」というのは聞いたことがあると思います。
では、具体的に「土にかえる」とは、どういうことなのでしょうか?
実はただ消えてなくなるわけではなく、生き物が土にかえるプロセスのことを「分解」といいます。
分解の過程でからだの一部は気体になり、大気中に拡散します。
水分の一部は、土に染み込み、腐肉動物や微生物のからだになり、この3つの段階を追うだけでも、生き物は死んでただ土にかえるだけではないのがよくわかるのではないでしょうか。
「生き物はどのように土に帰るのか」という著書の著者である大園氏は、
「生き物はすべて地球の成分でできています。土にかえるというのを再び地球にかえる、ということと同じ意味だと考えれば、何となく腑に落ちます」と述べています。
このように、全ての生ある者たちは形を変えて存在し続け、いのちを巡らせているのです。
ペットも私たちも、死を迎えたとしても、形を変えて存在し続けていると思うと、永遠に消えてなくなり、無になってしまったわけではないのだと思うことができ、少しは心の拠り所になるのではないでしょうか。
3、形を変えて輪廻転生の世界へ戻っていく
輪廻転生とは、人が生まれ変わり、死に変わりし続けることです、「輪廻」は車輪がぐるぐると回転し続けるように、人が何度も生死を繰り返すことを指し、「転生」は生まれ変わることを指します。
輪廻転生の話は耳にしたことがあると思いますが、少し宗教的でありスピリチュアルな印象もあって、実在するのかどうかははっきりとはしていません。
しかし、死生観を考えていく上で、輪廻転生の考えを信じる人は少なくありません。
米ヴァージニア大学医学部精神科のジム・タッカー博士の研究によると、前世の記憶を持つ子どもの存在が決定的になったといいます。
タッカー博士は、前世の記憶を持つ子どもたちに15年にわたりインタビューを続け、
その成果は、経験したはずもない出来事の記憶や、前世の傷やアザなどを持つ、輪廻転生したと思しき2500人もの子どもたちの記録を残しています。
タッカー博士によると、意識は量子レベルのエネルギーであるため、輪廻転生の説明は科学的に可能であるといいます。
現代の多くの科学者が、意識の謎を解く鍵は量子力学が握っていると信じています。
例えば、米「タイム」誌の「世界で最も影響力がある100人(2014年度)」にも選ばれた、再生医療の専門家ロバート・ランザ博士は、「生命中心主義」を示し、物質ではなく生命と意識こそ現実理解のための基礎的な要素であると断言、意識は肉体的な死とは別物である上、脳が意識を生み出しているわけではないと主張しています。
輪廻転生の証拠として博士は、前世の記憶を持つ、当時2歳だったジェームズ・レイニンガーくんの話をあげています。
ジェームズくんは、おもちゃの飛行機に異常なまでの執着を持ち、飛行機事故の悪夢を見るという不思議な経験を繰り返していたそうです。
博士はジェームズくんに悪夢について尋ねたところ、「自身はパイロットで、とある船から飛び立った」と語ったといいます。
さらに父親が詳細を尋ねると、Natoma(ナトマ)と呼ばれる船から出撃したこと、硫黄島で日本軍に撃墜されたこと、ジャック・ラーセンという友人がいたことまで克明に記憶していたといいます。
その後、第二次世界大戦当時の記録を調査すると、当時たしかにUSS Natoma Bay(ナトマ・ベイ)と呼ばれる航空母艦が配置されており、硫黄島の戦闘にかかわっていたことが判明。
その上、ジェームズ・ヒューストンという男の戦闘機が、ちょうどジェームズくんが描写した通りに撃墜されていたことまで記録されていたといいます。
まさに、前世の存在を決定づける証言ではありますが、ジェームズくんの記憶は5〜7歳ごろまでにすっかり消えてしまい、現在は全く覚えていないといいます。
タッカー博士によると、この年頃で前世の記憶が消えるのは典型的だそうです。
このようなお話からも、輪廻転生は存在するのかもしれないと思うと、ペットの生まれ変わりにいつかは会える期待であったり、そもそもペットと出会ったことには前世で何らかしらの意味があり、輪廻転生が関わっているのかもしれないと思えるのかもしれません。
もしも本当に輪廻転生が実在するのであれば、どれだけ心が軽くなることでしょうか。
そして、来世に生まれ変わることができるのであれば、これからの私たちの生きていく上での過ごし方もまた、意識が変わっていくのではないでしょうか。
それでは、本日のまとめです。
今回は
『亡くなったペットはどこへ?死後どうしているか考える派の心理3選』
ということについて解説しました。
1、肉体は滅びても魂は存在し続ける
2、自然の世界で形を変えて存在し続ける
3、形を変えて輪廻転生の世界へ戻っていく
この3つを紹介しました。
『ペットの死後』について悩んでいた人は、
是非この記事を参考にしてみてくださいね。
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