ペットロスで後悔が長引く人の特徴3選【猫】【犬】【自責の念】

ペットを失ってから、後悔の念が消えずどうすればいいのかわからない。このように悩んではいませんか。

考えれば考えるほど、自分の行いが間違っていた、もっとこうすればよかったと、自責の念に襲われる人も多いと思います。

実は、後悔ばかりしてしまうのには、ある決まった原因があるんです。

この原因が分かれば、少しずつ後悔をのりこえていけるのですが、

これを知らずに、ひたすら後悔し、 悩んでいる人も多いです。

そこで今回は

ペットロスで後悔が長引く人の特徴

を3つ紹介していきます。

1、平然を装っている

ペットロスで後悔が長引いてしまう人たちに非常に多いのが、この平然を装っていることです。

本当は悲しかったり、本当は悔しかったりと、とてつもない感情が込み上げてきているにも関わらず、抑え込んで平気な顔をして過ごそうとします。

自分で自分の感情は理解できているのですが、

後悔しても仕方のないことだと、泣いたって怒ったって意味のないことだと思っているのです。

このような人たちは、一見自分自身を俯瞰して見れており、客観的であり冷静にも思えます。

論理的であり合理的なようにも思えます。

しかし、本当に論理的なのであれば平然を装うことは問題解決にはならないと気がつくべきです。

なぜなら、根本的な原因を作っている感情に嘘をついてしまうことは、後悔を長引かせることにつながるのです。

この平然を装ってしまうといった特徴に多い人は、子どもよりも大人に多く、また女性よりも男性に多いです。

例えば子どもは感情豊かで喜怒哀楽を表出し表現しようとします。

それが大人になるにつれて、感情をコントロールしようとするあまり、本当は泣きたいのに我慢をしたり、

家族にも本当の気持ちを打ち明けずに平然を装ってしまうのです。

女性は男性よりは感情を表出する傾向にあります。全員の男女がそうではありませんが、

比較的女性は誰かに話をして共感しあえる能力が男性よりも長けていることは、

あらゆる研究結果から明らかとなっています。

また、自分を認めようとしないことも同様です。

本当は悲しいのに、本当は悔しいのに、

自分がそんな感情になるわけがないと、

自分を認めようとしないことも平然を装っていることにつながります。

私たちが日常的に感じている感情のことを顕在意識といいます。

ですから、平然を装っているときも、顕在的には悲しいことは理解できています。

しかし重要なのは潜在意識です。後悔が長引くのもこの潜在意識に原因があります。

顕在意識と、潜在意識は「氷山」で例えられる事が多く、

顕在意識は3%、潜在意識は97%の意識下で人は出来ています。

また、顕在意識は本当に思っていることというよりも、「悲しい気持ちはあるけれど泣いたって意味がないことだ」と思っていたり、

「周囲からまだ引きずっていると思われそうだから誰にもこの気持ちを話すのはよしておこう」と考える意識です。

殆どの人は、顕在している3%の表面的な意識で自我をコントロールしようとします。しかし実際にはもちろん3%の意識だけで自分をコントロールすることは難しいのです。

なんだか複雑な話のようにも思えますが、要は顕在意識ではなく、潜在意識にしたがって生きていく方が後悔を長引かせないということです。

これは後悔に限らずネガティブ感情などもコントロールできるようになってきます。

大切なことは常に自分の潜在意識に向き合うことです。

このように、平然を装い、自分の心から目を背けることは後悔を長引かせることにつながります。、

つらいときは、自分はなぜつらいのか考えること、

悲しい時は、自分はなぜ悲しいのか考えること

このように自分と向き合い、せめて家で休んでいる時ぐらいは、平然を装わずに素直な自分となって過ごすようにしてみましょう。

2、あの時の選択肢は間違いだったと思い込んでいる

ペットロスで後悔が長引いてしまう人は、後悔していることへの選択肢が絶対的に間違った判断であったと思い込んでいます。

しかし、大切なのは、正しい選択だったかどうかではなく、後悔しない選択だったかどうかということなんです。あの時の選択は、正解だったのか、間違いだったのかということではありません。

人間は必ずといっていいほど後悔する生き物です。つまり正しい選択なんてないということなんです。

人生というのは選択の連続です。

ですから、誰もが正しい選択をしようとするものですが、実はこの考え方は間違っているんです。

そもそも、100%正しい選択肢など存在しません。

なぜならミライに何が起こるかはだれにも予測ができないからです。

また、あの時、別の選択をしていれば違ったのに、と、別に思う選択を選んだとしても、

もっとベストな結果がでていたかどうかは想像でしかできません。

もしかするとベストな選択ではなかった可能性もあり得ます。

ですから、重要なのは正しい選択だったかどうかではなく、後悔しない選択だったかどうか思い返してみることです。

例えば、ペットの具合が悪い気がするけれど、様子を見てから動物病院へ行こうと判断したことを後悔したとします。様子を見ずに動物病院へ行っていれば助かったかもしれないのにと。

しかし、この時は様子を見ようと思ったのはペットにとっても動物病院はストレスとなると思ったから、ペットを思うがゆえにそう判断したのであれば、その判断はその時のベストだったと言えます。

他にも例を挙げると、

ペットの具合が悪いのを知っていたのに仕事をゆうせんしてしまい看取れなかったことを後悔していたとします。仕事を切り上げてペットのそばにいてあげるべきだったと。

しかし、この時はまだペットとの時間はあると思っていたから仕事をゆうせんされたかもしれません。

このように、選択時はあれがベストだった。

自分なりの最善の方法だった。

根拠を持って選んだ答えだったと思えるかどうかが大切なんです。

後悔が長引いてしまう人というのは、この考え方に中々至ることができないため、

いつまでも当時の選択肢を間違っていたと思い込んでしまうのです。

ですから、後悔を完全に消すことは難しくても、

あの時は自分なりに考えて一番最善だと思う選択だったと、

結果が思い通りにはいかなかったけれど、それがペットにとっての一番のベストであったのかもしれないと、思うようにしてみるのはいかがでしょうか。

3、後悔は悪いことだと思っている

後悔はできればしたくありません。

しかし、人間は後悔する生き物なんです。

あなたの今までに経験したことのある後悔にはどのようなことがあるでしょうか?

その後悔は今もつづいていますか?

続いていたとしたらその後悔をきっかけにどう行動していこうと心に決めましたか?

後悔すると、これからはもっとこうしようと、

次は同じ過ちは犯すまいと、何かしら学びを得る経験となります。

後悔は非常に耐え難い感情ではありますが、

その分、今まで考えもしてこなかった

自分の人生の価値観を見直す大きなきっかけにもなります。

つまり、後悔したことで価値観は大きく変わるか、または価値観をもっともっと大事にしていこうと心に誓えるようになるのです。

例えば、今までは周囲の人間にばかり気を配っていたけれど、今回の後悔をきっかけに自分が一番大切にしているものが何か明確になります。

これからは、自分が一番大切に思っていることを最優先にしていこうと思うことで意識が変わり、行動が変わり、そして人生が良い方向へと変わっていきます。

死別の後悔には三つの種類があります。

ひとつめは、生き方について、二つ目は死に方について、三つ目は関わり方についてです。

生き方、死に方、関わり方について、後悔していることがあると思います。

この後悔を通して、どう認識し解釈したのか考えてみてください。

なぜ、後悔しているのか?

後悔していることに対して、なぜを3回繰り返してみると、後悔の原因である真の要因が見つかったりもします。

これはなぜなぜ分析ともいいますが、分析することで原因が明らかとなり、正しい解決策が見い出せるのです。

例えば、

ペットを死なせてしまったのは手術をしたせいだ手術なんてしなければよかった、と後悔しているとします。

この後悔になぜ?と問いかけてみます。

手術をすれば長生きできると思ったけどそうじゃなかったから。という理由がわかりました。

この理由に対して、もう一度なぜ?と問いかけてみます。

病気を治せば少しでも長く一緒に過ごせると思ったから。

と、このように後悔している真の要因がでてきます。

つまり、後悔の真の要因は、ただ、ただペットにそばにいてほしかっただけということがわかります。

少しでも多くの時間を一緒に過ごしたかったから手術をしようと決めたんですね。

この後悔は非常に苦しい思いではありますが、

そこには飼い主さんのペットを思う純粋で素直な愛情だけがあることがわかります。

このことが分かると、

後悔とは辛く苦しい感情であるものの、

後悔という感情が少なからず全て悪いことではないと捉えることもできます。

皆さんは、苦楽一如(くらくいちにょ)という言葉をご存じでしょうか?

苦楽一如とは、

苦を前提条件に楽は在り、楽を前提条件に苦は在る。

 苦と感じるのも、楽と感じるのも、同じ物事を違う方向から捉えているだけであり、人間の本質は「苦と痛み」により成り立っている。

「苦は苦として単独に存在するのではなく、楽は楽として単独に存在するのでもない。」

このように、

「苦しみ」も「楽しみ」も、固定したものではなく、表裏一体をなしていることを、仏教では「苦楽一如」と言われます。

この苦楽一如はお釈迦様の言葉と言われていて、

「苦しいことも楽しいことも、別々ではなく一つのものだ」という意味です。

例えば、氷と水のような関係であるとも言われています。

氷が大きければ、溶けてできる水も多くなるように、苦しみが大きければその後の楽しみも大きく、楽しみが大きければその後の苦しみもまた大きい、といことです

ドラマ水戸黄門の主題歌にもある

人生楽ありゃ苦もあるさ。涙の後には虹も出る。歩いてゆくんだしっかりと。自分の道をふみしめて。

この歌詞のように、人生は苦しいことも楽しいこともどちらか一方だけということはありません。

後悔はなるべくしたくはありませんが、

後悔は、必ずしも全てが悪いことではないということ、

後悔するほど大切な何かがあったということ、

このように考えることで、

後悔する思いが少しは軽減されればと思います。

まとめ

今回はペットロスで後悔が長引く人の特徴3選

ということについて解説しました。

1、平然を装っている

2、あの時の選択肢は間違いだったと思い込んでいる

3、後悔は悪いことだと思っている

この3つを紹介しました。

『ペットロスの後悔』について悩んでいた人は、

ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

YOUTUBE動画はこちらからご覧ください↓

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