亡くなったペットに会いたいと思い続けていい理由3選

亡くなったペットに会いたくて、悲しくて仕方がない。このように悩んでいませんか?

ひたすら悲しみに暮れて、後ろ向きな気持ちになっている人も多いと思います。

実は、ペットロスで会えない悲しみが続いてしまうのには、ある決まった原因があるんです。

 この原因が分かれば、無理に苦しみから逃れようとしなくて済むのですが、

これを知らずに、会えない悲しみが苦しくて仕方がないと悩んでいる人も多いです。

そこで今回は

『亡くなったペットに会いたいと思い続けていい理由3選』

ということについて解説していきます。

この記事を見ることで

1、亡くしたペットに会いたいと思い続けていい理由がわかり

2、会えない悲しみを受け入れていける考え方についてもわかるので、是非最後まで見ていってください。

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まず初めに、亡くなったペットにどんなに会いたいと願っても、会う方法はわかりません。何か不思議な力やスピリチュアルによって会える方法があるのかもしれませんが、その術を論理的に、科学的に説明することは難しいでしょう。

ペット達はその時を待っていてくれて、いつかは会えるかどうかも、本当にその時が来なくてはわかりません。

しかし、それでも会いたいと思い続けることは決して悪いことではありません。

もう会えない存在に対してひたすら会いたいと願うことは、大切な存在がいる証です。

例えば、あの子がいつもいた場所をふと見たり、

「会いたいなあ」と思ってしまうと思います。

この会いたい気持ちは非常に辛くネガティブなもののように感じてしまいますが、

決して悪いものではないんです。ですから、これから先も会いたいと思い続けていいのです。

それでは早速本題に入っていきます。

亡くなったペットに会いたいと思い続けていい理由3選

1、人間はみんな生まれつきネガティブだから

亡くなったペットに会えないことを嘆き悲しむことは、本来生まれつきネガティブな人間である以上自然の心の反応と捉えることができます。

ネガティブバイアスをご存知でしょうか?

人間はポジティブな情報よりもネガティブな情報の影響を受けやすく、マイナスなことほど記憶に残るという心理です。

例えば、100万円の臨時ボーナスをもらった日に、車をぶつけてしまい100万円の修理代がかかったとします。この時、1ヶ月後のあなたは臨時ボーナスの喜びを忘れて、100万円の修理代のことを強く記憶するのです。

つまり、私たちはネガティブなことほど強く記憶してしまい、ポジティブな出来事に意識が向かないのです。

仏教の開祖であるブッダは「人生は苦である」と言いました。

また夏目漱石の言葉にも「のんきに見える人々も、心の底をたたいて見るとどこか悲しい音がする」と述べています。

私たちが後悔したり、自責の念にかられたり、会えないことを悲しむことは、

人間に生まれた以上、ネガティブバイアスがそうさせていると言えます。

また、ポジティブな情報ほど長持ちしないという調査結果もあるようです。

新しいアパートに引っ越したうれしさは平均約3ヶ月で色褪せ、給料が上がった喜びも半年で消失し、好きな相手と恋仲になった幸せも6ヶ月で薄らぎ、およそ3年でベースラインに戻るそうです。大金を手にしても、愛する人と結ばれても、その喜びは常にうたかたなのです。

つまり、私たちの脳は、良いことはすぐに忘れてしまい、嫌なことはずっとあとまで残るわけですから、

大切な我が子であるペットを失い、会いたいと願うことは、これから先も消えることのない強い思いになっていくことは当然といえるでしょう。

幸せだったなあと思うよりも悲しみが強いのは人間はネガティブな生き物だから仕方がないと言ってしまうと、なんだか救いようがない気持ちにもなってしまいますが、

しかし逆に考えると、私たちがネガティブな生き物であることがデフォルトなのだとわかると少し諦めがつくのかとも捉えることができます。

あの子がいない辛い毎日も、あの子に会いたい想いも、全て受け入れて、これからも引き連れて行こうと思えるようになると、

出口のないトンネルから抜け出せたような気持ちにもなります。

会いたい気持ちはどんどん増していくばかりですが、それでいい、それが私たちの人生なのだと思うようにしてみてはいかがでしょうか。

2、物事の全ては理屈ではないから

物事の全てには意味があって、人は、論理的に納得のいく理由を探してしまうものです。

今自分が置かれているネガティブな感情、もう叶わない希望も、そして、なんとかこの状況を抜け出す方法も探してしまうものだと思います。

しかし、大切な存在を失ってしまった時、会いたいと願うこと、抱きしめたいと夢を見ることは、大好きなペットと暮らす人たちにとっては当たり前の、自然な感情であると言えます。

果たして、抜け出そうとすることは、ある意味で理にかなっていないのではないでしょうか?

つまり、この辛い状況を乗り越えることも克服できることも、もはや難しいことと受け入れて、ひたすら「会いたいなあ」と思い続けてよいのではないか?ということなんです。

例えば、会いたい気持ちをなんとかするにはどうすればいいか、

会いたい気持ちから会うための術を探される方もいらっしゃるかもしれません。

この感情には、ペットロスになっている人たちであれば強く共感されるのではないでしょうか。結局、どんなに科学が進歩して、どんなにロジカルな人であっても、この理屈では説明のつかない感情を持つことは当たり前であるといえるのです。

東京大学名誉教授で医学博士でも有名な養老先生は、長年連れ添ってきた愛猫の「まる」が寿命をまっとうし、1年たったあとにもこのように話されています。

物事を理屈にすることに長年励んできた。80歳をじゅうぶんに超えてみると、馬鹿なことをしたものだと感じている。理屈でしようがするまいが、物事が変わるわけではない。その意味では理屈にすることは一種の虐待であって、何に対する虐待かというなら、「生きること」に対する虐待であろう。まるは理屈なんか言わず、素直に生きて、素直に死んだ。今でも時々、しみじみ会いたいなあと思う。また別の猫を飼ったら、と言われることがあるが、それでは話が違うのである。まさに一期一会、かけがえのないとは、このことであろう。

まるは自由気ままな猫だった。愛想がいいわけでもない「無口な猫」というと変な言い方になるが、空腹の時以外は主張するようなこともない。

だが、不思議なものである。そんなまるの性格がこちらから気にかける理由になってしまった。感情移入が年月をかけるごとにどんどん深くなり、死なれてみると、気持ちを整理するのに時間がかかった。

死んでしばらくは玄関の引き戸の隙間を残す癖がなかなか抜けず、うっかりしっぽを踏まないように足元に気をつけたり、居そうな場所にふと視線が向いたり。そういう時に、いないな、何でいねぇんだよと思う。ああ、そうか、死んだのかと気づく。

また、銀河鉄道999「死んだ動物のすむ星」のお話についても述べられています。

この星には、飼い主と別れてきた動物たちが住んでおり、犬や猫だけではなく、鳥やトラ、へびなどもいます。作者の松本先生は大の猫好きともあって、その回の停車駅を「ミーくんの命の館」と名付けており、もちろん飼い猫の名前をあてていました。

そして鉄郎少年のセリフに「こんな星があると思えば、犬や猫と死に別れても、いくらか心がやすまるよなあ」と言わせています。

この回をみた養老先生は、まるが死んでから数ヶ月後のことだったのでひどく共感したと話されています。

少し長い引用となりましたが、常日頃から論理的であり、理屈を追求されてきた養老先生でも、このように述べられているのです。

亡くなったペットに会いたい気持ちは理屈では解決できないこともしばしばです。

理屈で解決できることもあれば、そうではない例もあるということを、

自分なりに解釈していければ、それだけでも少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。

3、人生で一番大切なことは思い出を作ることだから

みなさんにとって人生とは一体なんでしょうか。

人生とは、後悔しないことですか?

嘆き悲しまないことですか?

幸福になることですか?

では幸福とは一体なんでしょうか?

お金持ちになること?自由な時間を手にすること?

色々な価値観があるとは思いますが、

人生で一番大切なことは「思い出を作ること」です。

亡くなったペットに会いたいと悲しむのは、それだけあなたとペットの間にはたくさんの思い出があったからではないでしょうか。

思い出とは、辞書によると、過去に自分が出会った事柄を思い出すことと書かれています。

ペットとの出会い、心を通わせたときのこと、可愛くて抱きしめたときのこと、

イタズラをしたときのこと、たくさん笑わせてくれたこと、

思い出が、まるで昨日のことのように鮮明に思い出せるのではないでしょうか。

ペットとの暮らしが満たされているからこそ、会いたいと思うし、会えないことが寂しくて悲しくて、涙が止まらないですよね。

人生で心に残る大切な存在、瞬間、匂い、音、心地よさが、今も会いたくて仕方がない理由なんです。

これは悲しくも辛いことではありますが、それと同時にあなたには人生における最高の思い出があるという証でもあるということなんです。

人生で一番大切なことは思い出を作ることです。

お金を貯めることでもなければ、長生きすることでもありません。

もちろんお金があって長生きしたいものですが、本質的な話ではないのです。

お金持ちで長生きできても、死ぬ間際に思い出せる出来事がなければ意味がないということです。

そういった意味では、ペットロスになることはそれほど大きなかけがえのない思い出を持っているということなんです。

あの子が私たちに与えてくれたものは、言葉で表現するには難しい、大切な思い出を、そして価値観をくれたということです。

Mr.Childrenの曲にある「忘れえぬ人」にもこんなフレーズがあります。

「歳をとって自由をもがれても、忘れ得ぬ人が心にいる、その日が来るのをどこかで願っている」

このフレーズは辛く悲しくもありますが、人生を生きていれば、このように忘れられない大切な存在が必ず心にはいるんだと思います。むしろいないよりも、いたほうが後になって思えば、人生を振り返ったとき、きっと意味のあることだったのだと思えるのではないでしょうか。

このように、私たちは、どんなにネガティブ感情であっても、どんなに悲しみが消えなくても、人生で一番大切なことは思い出を作ることであると思うことができれば、

あらゆる悲しみも、ただただ辛いだけの感情ではなくなって、ほんの少しでもポジティブに思える日が来るのではないでしょうか。

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それでは、本日のまとめです。

今回は『亡くなったペットに会いたいと思い続けていい理由3選』

ということについて解説しました。

1、人間はみんな生まれつきネガティブだから

2、物事の全ては理屈ではないから

3、人生で一番大切なことは思い出を作ることだから

この3つを紹介しました。

ペットに会いたくて悲しみ、悩んでいた人は、

ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

↓YOUTUBE動画はこちらからご覧ください。

https://youtu.be/dxxK7ul09kA

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